Turtle Beach 有線Reconコントローラについて、前回はヘッドホンとマイクの音質などについて紹介しましたが、今回は各ボタンのマッピング設定やAIMフォーカスモード機能について紹介しようと思います。
これがなかなか優れた機能なので是非一読お願いします。
Turtle Beach 有線Reconコントローラとは
Turtle Beachから2021年10月22日に発売された今となっては割りと古いコントローラですが、現行機に負けると劣らずの性能のコントローラです。
XBOX プラットフォームのライセンスを取得しており、Xbox Series X・S、Xbox One、Windows 10 対応しています。
残念ながらPlaystation系には対応していないところがイマイチ伸び悩んでいるところでしょう。
マッピングとフォーカスモード
ここからはマッピングとAIMフォーカスモードの詳細について述べていきます。
ボタンのマッピング設定方法
Turtle Beach 有線ReconコントローラをPCまたはXBOXに接続し給電状態にし、MODEボタンを繰り返し押しコントローラ上部のディスプレイのコントローラアイコンを選択します。
SELECTボタンを押すと真ん中の♦が順に点灯し、計4種類のプロファイルを選択できます。
デフォルトの状態では全て何も背面ボタンには設定されていません。
変更したいプロファイル♦の位置でSELECTボタンを2秒以上長押しすると、プロファイル設定に移行します。
そして設定したい背面ボタンを押します。
押したボタン側の♦が点灯します。
その状態で背面ボタンに設定したいボタンを押します。
これを左右の背面ボタンでおこないます。
左右の背面ボタンの設定が終わったら再度SELECTボタンを2秒長押ししプロファイル設定は完了です。
プロファイルの1~4の切り替えはMODEでコントローラを選択しSELECTボタンで♦を選べばすぐに変更できます。
ですので、プレイするゲームによって簡単に素早く変更する事が可能です。
実際に僕もXdefiantとAPEXLEGENDSでは背面ボタンの設定が違うのでプレイする際には重宝しています。
フォーカスモード
次にフォーカスモードですが、こちらはFPSゲームで敵に照準を合わせる時、主に追いエイム(照準を維持する)する際のスティックの調整が出来ます。
MODEボタンを繰り返し押しコントローラ上部のディスプレイの照準アイコンを選択します。
SELECTボタンを押すと真ん中の♦が順に点灯し、計5種類のモードを選択できます。
- 無点灯:アシストなし
- ♦1つ:弱
- ♦2つ:中
- ♦3つ:強
- ♦4つ:最大
感覚としては、左右のブレに対してスティック感度が変動しているように感じます。
スティックを入力していないと反応はしないのでゲーム内のエイムアシストとは違います。
このコントローラのスティックの高さに馴染みがない方は、このフォーカスモード調整すると操作しやすく感じるかもしれません。
PRO-AIM フォーカスモード
こちらはR側背面ボタンに搭載されている機能です。
R側背面ボタンを押している間、右スティックの感度が鈍くなります。
これにより、FPSゲームにおける銃の反動やブレを抑制できるというものです。
実際に使ってみて
近距離では追いエイムが必要なので極端に感度が鈍くなってしまうため必要性を感じませんでした。
また、R側背面ボタンに何かしらのボタンを割り振っていると、割り振られたボタンの動作をしてからプロエイムがかかるので割り振るボタンを考えなくてはいけません。
これらを踏まえると、遠距離の敵をフルオートで撃つ際にもっとも効果が発揮されそうです。
あとは普段の感度と全然変わって鈍くなるので、その極端な感度に慣れれば強いのかと思います。
正直な感想は、凄いと驚きはありますが、これで強くなれるかというとそんな事はないなーって感じです。
総評
まずボタンのマッピング機能ですが、背面ボタンへ合計4パターンを記録でき、設定もコントローラ単体で簡単におこなえるのは素直に凄いと感じました。
そして他社にはないフォーカスモードというFPSゲームを意識した機能で、コントローラのスティック感度を調整することが出来るなんて値段以上の価値があると思います。
少し残念な点を言えば、プロエイムボタンがR側背面ボタンに割り振られている事。
プロエイム用にボタンを設けていてくれれば良かったのにと思います。
XBox純正コントローラよりも値段が安く多機能なので拘りがない方であればオススメです。
しかし、私が購入した個体は左スティックがドリフトしていたので…。
レビュー等を見ると同じような方がチラホラいらっしゃるようです。
ドリフト現象はどんなコントローラでも、いつ発生するか分からないものです。
価格帯を考えると少しくらいのドリフトは許せるかと私個人としては思っています。
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