寒い時期に車中泊をするにあたり温かいものを食べたり飲んだりしたくなります。
車の中でも火を熾してみたくなるものです。
使用や購入にあたって注意を払えば安全に火を使う事が出来ます。
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カセットコンロの注意点
秋冬に寒くなると車中泊をしながら温かいものを食べたり飲んだりしたいものです。自動販売機やコンビニなどで買ってもいいのですが、ちょっとしたキャンプのような非日常感を出したくなるものです。
まずはカセットコンロを使う上での注意点があります。
購入にあたっての注意点
使用期限がある
カセットコンロは製造から10年まで、カセットボンベは製造から7年までの使用期限があります。購入するにあたって古い物を選択すると使用できる期間が短かったり経年劣化が起こっている場合があるので注意です。
日本製の規格は統一されている
また、阪神淡路大震災以降、日本国内のコンロとボンベの規格は統一されており国産製品であればどの製品も使えるようになっています。
日本製を選ぶのがベスト
一歩間違えなくても危険が伴う物なので、安い中華など買わずに日本製を選ぶのが賢い選択だと思います。
車内で火を使う上での注意点
周りの燃え移る物を置かない
車は燃えにくい素材で作られていますが、カーテンや車内に置いてある物は簡単に火が移り火災の大事故に繋がります。火を熾す上では周囲に燃え移る可能性がある物を置かない事や、細心の注意を払う事が大事です。
一酸化炭素中毒に注意
カセットコンロと使うにあたって風通しの良い環境で使いましょう。
ガスの臭いで気分が悪くなる事もあるので車の窓を数センチ開けます。
「一酸化炭素チェッカー」を設置しておくとより良いでしょう。
火から目を離さない
火を使用している間に他のことを...と普段の生活ではやりますが車中泊にあたってはしない事が賢明です。知らない間に燃え移っていたら目も当てられませんからね。
車内保管しない
使う度に車から乗せ降ろしは正直面倒ですが、真夏の炎天下などでボンベを放置する事は大事故に繋がります。日頃からコンロとボンベは積みっぱなしにしないようにしましょう。
万が一に備える
何かの拍子にカーテンや毛布などに燃え移る可能性があります。
自宅であれば備えている物もあるでしょうし、消防への連絡も容易でしょう。しかし、車中泊となると火災に対する装備も潤沢ではないし、場所によっては消防車などの到着も遅れてしまいます。
初期段階で消火ができるくらいの装備は備えておいた方がいいでしょう。
小型の消火スプレーなどが売っていますので。
車中泊でオススメしたいカセットコンロ
車中泊をするにあたってスペースを取らないもの、持ち運びしやすいものなどを紹介します。
イワタニ カセットフー 達人スリム3CB-AS-1
概要
- サイズ:幅338×奥行272×高さ84mm
- 本体重量:1.2kg
- 材質:本体/鋼板(静電塗装)、トッププレート/フッ素コート鋼板、ごとく/耐熱アルミダイカスト、バーナー/耐熱アルミダイカスト、器具せんつまみ/ABS(アクリロニトリル・ブタジエン・スチレン)樹脂
- 生産国:日本
- 保証期間:1年
- ガス消費量:約236g/h(気温20~25度の時、30分間のガス消費量を1時間換算したもの※イワタニカセットガス使用)、連続燃焼時間:約70分(温度20~25度の時、強火連続燃焼にてカセットボンベを使いきるまでの実測値)、点火方式:圧電点火方式
- 安全装置:圧力感知安全装置
- 容器着脱方式:マグネット方式
特徴
【ヒートパネル方式を採用】
最後まで火力を落とさず、ガスをほぼ消費できるヒートパネル方式を採用 カセットガス使用中もボンベを適度に温めることでガス圧の低下を抑制 これにより最後まで強い火力を維持し、中の燃料を最後まで消費することに成功
【イワタニならではのマグネット方式を採用】
簡単装着、危険防止を徹底的に追及したイワタニならではのマグネット方式を採用
【圧力感知装置】
ボンベ温度が上がると自動的にガスを遮断する圧力感知装置付き
薄型軽量で掃除もしやすい形状をしています。値段も3,800円(Amazon価格)と安価なのが特徴です。
スリムな形状ながらも火力は申し分なく使いやすいカセットコンロです。
ケースは別売りで1,890円(Amazon価格)でケースなのに少々高価なのがネック。
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イワタニ カセットフー 風まるII CB-KZ-2
概要
- 本体サイズ:幅357×奥行278×高さ115mm
- 商品重量:約2.2kg
- カラー:[本体] ブラウンメタリック、[風防ユニット] ブラック/
- 材質:[本体] 鋼板 (粉体塗装)、[風防ユニット] 鋼板+ホーロー、[バーナー] 真鍮、[器具栓つまみ] ABS樹脂、[キャリングケース] 高密度ポリエチレン樹脂
- 最大発熱量:3.5kW (3,000kcal/h)
- 連続燃焼時間:約66分 (気温20~25℃のとき強火連続燃焼にてカセットボンベを使い切るまでの実測値)
- 点火方式:圧電点火方式
- 安全装置:圧力感知安全装置 他
- 容器着脱方式:マグネット方式
- 使用ガス:イワタニカセットガス(別売り)
- 生産国:日本
特徴
【ダブル風防ユニット】
空気は通しても、風は通さない!『ダブル風防ユニット』(特許登録済み):新開発で特許申請のダブル風防ユニットによって、強風の環境下でも炎が横倒しにならずに、強い加熱性能が得られます。
【キャリングケース付き】
持ち運びと収納時に便利なプラスチック製キャリングケース付き。非常時の備えの品としても最適。持ち運びカンタンで、風のある環境下でもガスのムダを抑えて煮炊きの加熱が得られます。
【高火力】
強火力3.5kW。通常のカセットコンロとして屋内でのご使用にもおすすめです。キャンプやバーベキュー、海・山レジャーに携行して快適なアウトドアクッキングを。底がフラットな鉄板焼プレートやちりとり鍋でも素早く加熱します。※カセットガスは別売りです。
値段は6,390円(Amazon価格)で持ち運びや収納に便利なケース付きです。
風防ユニットの搭載と高火力により強風の中でも強い火力を発揮します。火力がある分、達人スリムより燃費は悪くなってしまいます。
車中泊では少々オーバースペックな気もしますが屋外のキャンプでも使えるのでその他のアウトドアも趣味の方にオススメです。
イワタニ カセットフー マーベラスII CB-MVS-2
概要
- 本体サイズ:[収納時] 幅380×奥行329×高さ110mm、[使用時最大] 幅380×奥行329×高さ324mm
- 商品重量:約2.8kg
- カラー:シャンパンゴールド/材質:[本体] 鋼板 (粉体塗装)、[トッププレート] 鋼板 (耐熱塗装)、[ごとく] ステンレス、[バーナー] 鋼板 (ニッケルメッキ加工)+ステンレス、[点火つまみ] 耐熱ABS樹脂
- 最大発熱量:3.5kW (3,000kcal/h)
- 連続燃焼時間:約70分 (気温20~25℃のとき強火連続燃焼にてカセットボンベを使い切るまでの実測値)
- 点火方式:圧電点火方式
- 安全装置:圧力感知安全装置 他
- 容器着脱方式:マグネット方式
- 使用ガス:イワタニカセットガス
- 生産国:日本
特徴
【多孔式バーナー】
炎口を小さくして細かく配置した、風の影響を抑える多孔式バーナー。炎の長さが短く、風の影響を受けにくいバーナーです。
トップカバーと風防リングのW風防で、風の気になる屋外での使用にも最適です。
【セットアダプター装備】
イワタニアクセサリーシリーズ専用セットアップアダプターを装備、料理の幅を広げるイワタニアクセサリーシリーズが手軽に使えます。
適用アダプター
- 焼肉プレート (CB-P-Y2/Y3)
- たこ焼きプレート (CB-P-T/P-TAF)
- 鉄板焼プレート (CB-P-PNAF)
- 網焼きプレート (CB-P-AM3)
- 焼肉グリル (CB-P-GM)
- マルチプレート (CB-P-JRM)
【高級感のある造り】
ボディカラーは高級感のあるシャンパンゴールド。また点火つまみの位置を変更し、よりスッキリしたデザインを採用。※カセットガスは別売です。
価格は11,350円(Amazon価格)と結構なお値段ですが、本体にフタと取っ手が付いていて持ち運びに便利です。デザインも高級感があります。
重量は2.8kgと少々重たいですが、高火力のわりに燃費がよいカセットコンロです。
カセットコンロ以外で火を使いたい
火は使いたいけどガスボンベは一酸化炭素中毒とか色々恐い要素が拭えない方には次のような方法がオススメです。
固形燃料
旅館で鍋料理などで見た事があると思います。固形燃料です。
グラムによって燃焼時間が変わり扱いも容易なため、カセットコンロに比べて安全に火が使えます。
ニチネンは火力が劣るもののエスビットより不快な臭いなどが少ないようです。旅館などでも使われるのはそのためでしょう。
初心者にはすすめたくないもの
有名youtuberなどの動画で使用されているキャンプ用のシングルバーナーは初心者にはおすすめしません。
カッコイイしコンパクトなので使いたくなってしまいますが、五徳が小さく調理をする際に不安定です。
車中泊に慣れてきて、少し趣向を変えてみようとなってから使いましょう。
まとめ
今回はカセットコンロについて述べました。お気付きかと思いますが全てイワタニ製を紹介しています。
危険が伴うものですので、日本製以外の物を試したり勧めたりは出来ないため自ずとイワタニ製一択になってしまいました。
一歩間違えれば命に関わる物ですので、カセットコンロに関してはケチってはいけないと思います。
また、カセットコンロは、ちょっと...という方は先ず固形燃料を試す事をオススメします。
そもそも火を使いたくないという方は1000wクラスが使えるポータブル電源とホットプレートなどを使うと良いと思います。
ボク個人としては電気もガスも同様に危険は伴うと考えております。どんなものでも使用には注意しましょう。
それでは( ´Д`)ノ
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