【初心者必見】もう怖くない!ゲーミングデバイスの専門用語を世界一わかりやすく解説します

「新しいゲーミングマウスが欲しいけど、スペック表のDPIとかポーリングレートって何のこと?」 「キーボードのアクチュエーションポイントって、浅いのと深いの、どっちがいいの?」

ゲーミングデバイスを探していると、必ずと言っていいほど目にする専門用語の数々。なんだか難しそうで、結局どれを選べばいいのか分からなくなってしまいますよね。

でも、ご安心ください!

この記事を読み終える頃には、まるで魔法の呪文のように聞こえた専門用語が、あなたの「武器」を選ぶための大切な知識に変わっています。

今回は、初心者が特につまずきがちな4つの重要キーワードを、世界一わかりやすく解説していきます!

DPI(Dots Per Inch):マウスの「感度」そのもの

まずはじめは、ゲーミングマウス選びで最もよく見る「DPI」です。
DPI」とは、簡単に言うとマウスの感度、マウスを1インチ(約2.54cm)動かした時に、画面上のポインターが何ドット動くかを示す数値です。

例えるなら「キャラクターの振り向きやすさ」

DPIは、よく「マウスの感度」と言われます。

  • DPIが高い場合、少し動かすだけで、ポインターがビュンッと大きく動く。

ゲームで例えるなら、手首を少しひねるだけでキャラクターが180度振り向いてくれるイメージです。少ない動きで済むのがメリットですが、細かく狙いを定める(エイムする)のは難しくなります。

  • DPIが低い場合、大きく動かさないと、ポインターが動かない。

ゲームで例えるなら、キャラクターを振り向かせるのにマウスを大きく「ブンッ」と振る必要があります。大きな動きが必要ですが、逆に数ミリ単位の精密なエイムがしやすくなります。

ほとんどのゲーミングマウスは、専用のソフトウェアでDPIを自由に調整できます。「DPIが高い=高性能」というわけではなく、自分がプレイするゲームやプレイスタイルに合わせて調整することが大切です。

ポーリングレート (Hz):操作の「なめらかさ」

次もマウスやキーボードでよく見る「ポーリングレート」です。「レポートレート」と表記されることもあります。
ポーリングレート」とは、操作のなめらかさ・反応速度を指します。マウスやキーボードがパソコンに1秒間に何回情報を送るかを示す数値で、単位はHz(ヘルツ)です。

例えるなら「パラパラ漫画の枚数」

ポーリングレートをパラパラ漫画に例えてみましょう。

  • 125Hz → 1秒間に125枚の絵で動きを見せるパラパラ漫画
  • 1000Hz → 1秒間に1000枚の絵で動きを見せるパラパラ漫画

どちらがなめらかに見えるかは、一目瞭然ですよね。ポーリングレートが高いほど、マウスの動きがより忠実に、カクつくことなく画面に反映されます。これにより、操作の遅延も少なくなります。

現在のゲーミングデバイスでは1000Hzが標準となっています。とりあえず1000Hzに対応している製品を選んでおけば、まず間違いありません。最近ではさらに高精度な4000Hzや8000Hz対応の製品も登場しています。

アクチュエーションポイント (mm):キーの「反応する深さ」

ここからは主にゲーミングキーボードで使われる用語、「アクチュエーションポイント」です。
アクチュエーションポイント」とは、キーが反応する深さです。キーをどれくらい押し込んだら入力として認識されるか、その深さを示す数値で、単位はmm(ミリメートル)です。

例えるなら「スイッチが入る境界線」

キーボードのキーは、一番下まで押し込まなくても、途中で「スイッチON」になります。そのONになるポイントがアクチュエーションポイントです。

  • 浅い(例: 1.0mm)場合、少し触れただけですぐに反応する。

メリットは、キャラクターの移動など、コンマ1秒を争う操作で素早い反応ができること。

デメリットは、意図しないタイプミスが増える可能性があることです。

  • 深い(例: 2.0mm)場合、しっかり押し込まないと反応しない。

メリットは、確実な打鍵感があり、タイプミスが減ること。

デメリットは、高速な連続入力には向かない場合があります。

最近は、このアクチュエーションポイントを自分で調整できるキーボードや、キーを離した瞬間にOFFになる「ラピッドトリガー」という画期的な機能を搭載したモデルが人気です。

Nキーロールオーバー:キーの「同時押し」性能

最後もキーボードの重要な性能、「Nキーロールオーバー」です。

Nキーロールオーバー」は、何個のキーを同時に押しても認識できるかを指します。複数のキーを同時に押した時に、押されたキーすべてを正確に認識できる機能です。

例えるなら「聞き取り能力の高さ」

ゲームでは、「Wキー(前進)を押しながら Shiftキー(ダッシュ)を押し、さらに Spaceキー(ジャンプ)を押す」といった、キーの同時押しが頻繁に発生します。

  • 普通のキーボードは、同時に聞き取れる声が2~3人分しかないイメージ。

3つや4つのキーを同時に押すと、一部のキーが反応しなくなってしまうことがあります。

  • Nキーロールオーバー対応キーボードは、10人でも20人でも、同時に話されても全員の声を聞き分けられるイメージ。

基本的に押したキーはすべて正確に認識してくれます。

製品スペックに「Nキーロールオーバー」や「全キーロールオーバー」と書かれていれば、ゲーム中のキーの同時押しで困ることはまずありません。ゲーミングキーボードを選ぶ上での必須機能と言えるでしょう。

まとめ:専門用語はあなたの心強い味方になる!

いかがでしたでしょうか?難しく感じた専門用語も、意味を知ればなんてことはありません。

  • DPI → マウスの感度
  • ポーリングレート → 操作のなめらかさ
  • アクチュエーションポイント → キーの反応の速さ
  • Nキーロールオーバー同時押しの正確さ

これらの知識があれば、製品のスペック表を見ながら「このマウスは感度を細かく調整できるな」「このキーボードは反応が速そうだから、アクションゲームに向いていそうだ」と、自分自身で判断できるようになります。

専門用語は、あなたにぴったりの「最高の相棒」を見つけるための、心強い味方です。ぜひ、これからのデバイス選びに役立ててくださいね!

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