知らないと損!「Logicool G HUB」「Razer Synapse」の便利な設定と使い方【2025年版】

Logicool GやRazerの高性能なマウスやキーボード。その性能、本当に100%引き出せていますか?

「専用ソフトウェアはインストールしたけど、光り方を変えたくらい…」

「設定が難しそうで、ほとんど触っていない…」

もしそうなら、あなたは愛機のポテンシャルを半分も使えていないかもしれません。

これらの管理ソフトウェアは、単にデバイスを光らせるだけのものではありません。あなたのゲームパフォーマンスを劇的に向上させ、PC作業を驚くほど快適にする「魔法の機能」が満載なのです。

この記事では、「Logicool G HUB」と「Razer Synapse」の知られざる便利機能と、ライバルに差をつけるための設定方法を、初心者にも分かりやすく解説します!

【Logicool G HUB】シンプルさの奥にある無限の可能性

直感的で分かりやすいUIが特徴の「G HUB」。しかしそのシンプルさの裏には、あなたのデバイスを”神機”に変える強力な機能が隠されています。

基本の「き」:プロファイルの自動切り替えを設定しよう!

これがG HUBを使う最大のメリットと言っても過言ではありません。

  • 機能: 起動したゲームやアプリケーションをG HUBが自動で検知し、あらかじめ設定しておいたプロファイル(DPI、ボタン割り当て、ライティングなど)に自動で切り替えてくれる機能です。

【こんな時に超便利!】

「VALORANTを起動したら自動でローセンシ(低感度)設定に、普段使いのデスクトップに戻ったらカーソルが速い設定に」といったことが、何もしなくても実現します。ゲームごとに設定を手動で変える手間とは、もうおさらばです。

設定方法
  1. G HUB上部の「プロファイル」から、設定したいゲームやアプリを選択(なければ「新しいプロファイルを追加」)。
  2. そのプロファイルがアクティブな状態で、DPIやボタン割り当てを自由に設定するだけ!

便利機能①:ボタンの数が2倍になる魔法「G-SHIFT」

  • 機能: 特定のボタンを「G-SHIFTキー」として割り当て、そのボタンを押している間だけ、他のすべてのボタンの割り当てを第二の機能(別マクロやキー)に変化させる機能です。

【こんな時に超便利!】

普段は使わないマウスのサイドボタンをG-SHIFTキーに設定。FPSで敵と撃ち合う際、G-SHIFTキーを押しながらホイールを上下させると「味方への報告チャット(”敵発見!” “援護求む!”)」が流れる、といった複雑な操作がマウスだけで完結します。まさに、マウスのボタン数が実質2倍になる魔法です。

便利機能②:先人の知恵を拝借「コミュニティプロファイル」

  • 機能: 他のG HUBユーザーが作成・公開しているプロファイルを自由にダウンロードして、自分のデバイスに適用できる機能です。

【こんな時に超便利!】

「ライティングをカッコよく設定したいけど、自分じゃセンスがない…」「Apex Legendsのプロが使っている設定を試してみたい!」そんな時に、コミュニティを覗いてみましょう。ワンクリックで、世界中のユーザーが作り上げたクールなライティングや、ゲームに最適化された設定プロファイルを自分のものにできます。

【Razer Synapse】デスクを支配するカスタマイズの王様

多機能で、慣れるまで少し複雑に感じるかもしれない「Synapse」。しかし、一度使い方を覚えれば、あなたの理想のゲーミング環境をミリ単位で実現できる、最強のツールと化します。

基本の「き」:こちらも必須!ゲームとプロファイルをリンク

  • 機能: G HUBと同様、ゲームやアプリとプロファイルをリンクさせ、起動時に自動で設定を切り替える機能です。
設定方法
  1. Synapseの「プロファイル」タブを開きます。
  2. 「リンク済みのゲーム」セクションで、プロファイルを適用したいゲームの実行ファイル(.exe)を関連付けるだけです。

便利機能①:こちらも強力!ボタン倍増計画「HYPERSHIFT」

  • 機能: LogicoolのG-SHIFTと全く同じ思想の機能です。「HyperShiftキー」を押している間、各ボタンが第二の機能に切り替わります。

【こんな時に超便利!】

MMORPGで使う膨大な数のスキルを、マウスとHyperShiftキーの組み合わせだけで発動させたり、動画編集ソフトで多用するショートカットキーを割り当てて、作業効率を爆発的に向上させたりできます。

便利機能②:光の芸術を創り出す「CHROMA STUDIO」

  • 機能: Razerデバイスのライティングを、キーボードのキー1つ1つ、マウスのLED1つ1つに至るまで、レイヤーを重ねながら細かく設定できる、まさに”スタジオ”です。

【こんな時に超便利!】

ただ虹色に光らせるだけではもったいない!VALORANTでアルティメットが使用可能になったらキーボードが特定の光り方をする、といったゲームとの連携は、没入感を極限まで高めてくれます。また、Nanoleafなどのスマート照明と連携させれば、部屋全体がゲームの世界とシンクロする、究極の空間を創り出すことも可能です。

便利機能③:面倒な作業を自動化「高機能マクロ」

  • 機能: キー入力の順番、さらにはキーとキーの間の遅延時間(ディレイ)まで完全に記録・再現できる、非常に強力なマクロ機能です。

【こんな時に超便利!】

MMORPGで毎回同じ手順で入力するスキル回し(コンボ)をボタン一つで発動させたり、仕事で使う定型文の入力を一瞬で終わらせたりと、ゲーム内外で「面倒な繰り返し作業」を撲滅できます。

パフォーマンスを上げるためのおすすめ共通設定

最後に、どちらのソフトウェアでも設定しておきたい、パフォーマンス向上のための共通設定をご紹介します。

  • DPIシフト(スナイパーボタン): マウスのどこかのボタンに、押している間だけDPIが任意の値(例: 400DPI)になる機能を割り当てましょう。FPSでスナイパーライフルを構えた時など、精密なAIMが必要な場面で絶大な効果を発揮します。
  • ポーリングレート: デバイスがPCに情報を送る頻度です。基本的には、設定できる最大値(1000Hz以上)にしておくのがおすすめです。これにより、カーソルの動きがより滑らかになり、操作の遅延も最小限に抑えられます。
  • オンボードメモリへの保存: 作成したプロファイルは、ぜひデバイス本体のメモリ(オンボードメモリ)にも保存しておきましょう。これにより、ソフトウェアがインストールされていない他のPC(ネットカフェや友人の家など)でも、いつも通りの自分の設定でプレイすることが可能になります。

まとめ

いかがでしたでしょうか?

  • Logicool G HUB は、シンプルながらも「G-SHIFT」などの強力な機能で、パフォーマンスを堅実に底上げしてくれる。
  • Razer Synapse は、圧倒的なカスタマイzブル性で、あなたの理想をとことん追求させてくれる。

どちらのソフトウェアも、ただの「設定ツール」ではなく、あなたのデバイスを真のパートナーへと進化させるための「強化システム」です。

今回紹介した機能は、ほんの一部にすぎません。ぜひご自身のソフトウェアを開き、色々な設定を試してみてください。

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