知らないと損!自分に合ったマウスが見つかる「3つの持ち方」徹底解説【2025年版】

「あの有名プロと同じマウスを買ったのに、なんだかしっくりこない…」

「高かったゲーミングマウス、どうもAIMが安定しない…」

そんな悩みを抱えていませんか?その原因、実はマウスの「持ち方」にあるかもしれません。

マウスの性能や軽さばかりが注目されがちですが、自分の持ち方に合わないマウスを選んでしまうと、せっかくの高性能も宝の持ち腐れになってしまいます。

この記事では、ゲーミングマウスの基本となる**「かぶせ持ち」「つかみ持ち」「つまみ持ち」の3つのスタイルを徹底解説!それぞれのメリット・デメリットから、あなたにぴったりのマウス形状まで、これを読めばすべてが分かります。

あなたはどれ?3つの基本グリップスタイル

まずは、3つの持ち方がそれぞれどんなものなのか、ご自身の今の持ち方と比べながら見ていきましょう。

  • かぶせ持ち (Palm Grip)

手のひら全体でマウスを包み込むように持つスタイル。指はマウスに沿って自然に伸び、最もリラックスした状態で持てるのが特徴です。マウスとの接地面積が最も大きい、安定感重視の持ち方です。

  • つかみ持ち (Claw Grip)

手のひらの付け根をマウス後部に当て、指を立ててワシの爪(Claw)のように持つスタイル。「かぶせ持ち」の安定感と、「つまみ持ち」の操作性を両立した、バランス型の持ち方です。

  • つまみ持ち (Fingertip Grip)

手のひらはマウスに触れず、指先だけでマウスをつまむように持つスタイル。マウスとの接地面積が最も小さく、手首や指先での繊細な操作を最も得意とする、機動力重視の持ち方です。

持ち方がゲームに与える影響と、おすすめマウス形状

それぞれの持ち方が、実際のゲームプレイにどう影響するのでしょうか?メリット・デメリットと、それに最適なマウスの選び方を見ていきましょう。

【かぶせ持ち】安定性重視のトラッキングエイムが得意

パフォーマンスへの影響

  • メリット: 手全体でマウスを支えるため、非常に安定した操作が可能です。特に、敵を追い続けるようなトラッキングエイムで強みを発揮します。腕全体で大きくマウスを動かすローセンシ(低感度)プレイヤーに多い持ち方です。
  • デメリット: 指先の自由度が低いため、とっさの細かいAIM調整や、素早い視点移動(フリックショット)は少し苦手です。
おすすめのマウス形状

サイズ: 手のひらにフィットする大きめのサイズ

形状: 手のひらの曲線に沿うような、背が高く丸みを帯びたエルゴノミクス形状(左右非対称)

  • 代表的なモデル:
  • Razer DeathAdder V3 Pro: かぶせ持ちの”王道”とも言えるエルゴ形状の鉄板モデル。
  • Logicool G G703h: 右手用のエルゴ形状で、根強い人気を誇るワイヤレスマウス。
  • ZOWIE ECシリーズ: 熱狂的なファンを持つ、競技シーンの定番エルゴマウス。

【つかみ持ち】安定と機動力を両立した万能型

パフォーマンスへの影響

  • メリット: 安定性と指先の可動域を両立しているため、トラッキングからフリックショットまで、あらゆる状況にバランス良く対応できます。最もプレイヤー数が多いとされる、万能型のスタイルです。
  • デメリット: 器用貧乏になりがちで、特化したスタイルに比べると安定性・機動力のどちらも「最高」とは言えない場合があります。
おすすめのマウス形状

サイズ: 中くらいのサイズ

形状: マウス後部にお尻のような膨らみがあり、手のひらの付け根をしっかり支えられる左右対称形状が人気

代表的なモデル:

  • Logicool G PRO X SUPERLIGHT 2: プロ使用率No.1。多くのつかみ持ちプレイヤーに愛される、軽量左右対称マウスの決定版。
  • Razer Viper V3 HyperSpeed: シンプルな左右対称形状で、どんな持ち方にもフィットしやすい万能選手。
  • Endgame Gear XM2we: マウス後部の絶妙な膨らみが、つかみ持ちのフィット感を極限まで高めたモデル。

【つまみ持ち】機動力MAX!指先で操る超精密エイム

パフォーマンスへの影響

  • メリット: 指先と手首だけで操作するため、とにかく機敏で、細かいAIM調整や高速フリックショットが得意です。マウスの可動域が最も広く、ハイセンシ(高感度)プレイヤーに多いスタイルです。
  • デメリット: 手のひらで固定しないため、安定感は3つのうちで最も低くなります。長時間のプレイでは疲れやすい傾向があります。
おすすめのマウス形状

サイズ: 指先でコントロールしやすい小型・軽量モデルが必須

形状: 背が低く、指の引っかかりが少ない左右対称形状

代表的なモデル:

  • Razer Cobra Pro: Viper Miniの後継機ともいえる小型・軽量モデルで、つまみ持ちに最適。
  • LAMZU Atlantis Mini 4K: つまみ持ち・つかみ持ち向けに設計され、圧倒的な軽さを誇る人気モデル。
  • Finalmouse UltralightX: 超軽量マウスの先駆け。入手困難な場合もあるが、つまみ持ちプレイヤーの憧れの一つ。

自分の持ち方を見つける方法

「じゃあ、自分の持ち方はどれなんだろう?」と思った方へ。

難しいことはありません。今使っているマウスを、何も意識せずに、ごく自然に握ってみてください。

  • 手のひらがマウスにべったりと付いていますか? → かぶせ持ち
  • 手のひらの付け根がマウスの後部に付き、指が立っていますか? → つかみ持ち
  • 手のひらがマウスから浮いて、指先だけで持っていますか? → つまみ持ち

もちろん、完全にどれか一つに分類できる人ばかりではありません。「かぶせ寄りのつかみ持ち」のようなハイブリッドな方も多くいます。大切なのは、自分のスタイルを自覚し、その傾向に合ったマウス形状を選ぶことです。

まとめ

マウス選びで最も大切なのは、**「自分の手と持ち方に、マウスの形が合っているか」**ということです。どんなにセンサー性能が良くても、形が合わなければ本来のパフォーマンスは発揮できません。

  1. 自分の自然な持ち方を把握する
  2. その持ち方に合った形状・サイズのマウスを選ぶ

この2つのステップを踏むだけで、あなたのマウス選びの精度は劇的に向上するはずです。

ぜひこの記事を参考にして、あなたのポテンシャルを100%引き出してくれる、最高の”相棒”を見つけてください!

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